ザ・ベスト・オブ・サマー・ソング2004(その1)
そういえば作ったのに使ってないカテゴリ、いっぱいあります。で、音楽。
「2004」とか言いつつ今年の盤じゃないですが。
『Best Sky/サニーデイ・サービス』
まだ聴いてなかったんかい!というお叱り、ごもっとも。いや、何か俺の好きなバンドとかからいくとかなりツボなんは予想できてました。つーかベタ過ぎて今まで手をつけてなかったのが正直なところ。
で、聴いたら簡単にハマってしまいました(最初に聞くのがベスト盤てのはなんとも締まらない感じですが)。
夏の朝がぼくに呼びかける
「調子はどうだい うまくいってるかい」
気分が良くなって外へ飛び出すんだ
愉快な話どこかにないかい?
そんなふうなこと口にしてみれば
街を歩く足どりも軽くなるから不思議さ
そっちはどうだい うまくやってるかい
こっちはこうさ どうにもならんよ
今んとこはまあ そんな感じなんだきみに会ったらどんなふうな話をしよう
そんなこと考えると楽しくなるんです
「青春狂走曲(一部抜粋)」
ちょっとダウナーな気分の夏*1を必要な分だけ盛り上げてくれる感じの歌詞で最高です。
というか、(特に日本の)音楽って「歌詞・声・演奏(メロディ含む)」の三つの要素に分解できると(勝手に)思うんですが、そのどれかが特にいいっていうんじゃなくて、
サニーデイはその3つがとてもよい相乗効果を発揮している感じ。ソカベさんの声に歌詞が乗って、それがこのメロディで伝わってくることの心地よさ。これって音楽やん。
サニーデイ、最高です。
でも上で言ったことは全部あとづけで、自分はよく冬に恋がしたくなる(さむいから)のに、『Best Sky』で夏に恋をしたくなってしまったから、それって自分的にはかなりすごいことやん。
俺、そういうのめっちゃ好きやねん。だってそういうの、素敵やん?*2
って思ったからなのでした。